こんにちは、たけし(@takeoinvests1)です。
僕は毎日2〜6時間の読書をして、ここ3年間で1,000冊ほどの本を読んできました。
あなたは、次のように悩んでいませんか?

- 読書はいいってみんな言うけど、デメリットもあるんじゃないの?
- ずっと本を読んでいるけど、このまま読書に時間を使ってもいいのか不安になってきた
本記事でも触れますが、読書にはたくさんのメリットがある一方で、注意すべきデメリットもあります。
ただ本記事を読めば、読書のデメリットとその解決方法がわかり、より充実した読書ライフを送れるようになりますよ。

具体的に本記事では、次のことを紹介します。
- 読書の3つのデメリット
- 読書のデメリットを解決する4つの方法
- 読書のデメリットとしてよく指摘されること
- 読書のメリット
本記事を読み終えるころには、読書のデメリットとの向き合い方がわかり、読書効果を最大限に高められるようになっていますよ。
5分ほどで読める内容なので、参考にどうぞ。
目次
読書の3つのデメリット
読書のデメリットには、主に3つありますが、その裏には本質的な問題があります。それは「本を読んだだけで満足してしまう」ことです。
世間で「読書は良いこと」という認識が強いため、「本さえ読めばOK」と感じてしまうのは無理ありません。
しかし、本を読むだけで満足してしまうと、次の3つのデメリットにつながります。
- 本の内容をうのみにする
- 行動に移さない
- 無知な人や自分と考えが違う人を批判する
①本の内容をうのみにする
本の内容を、うのみにするのは危険です。その主な理由は、次の3つにあります。
- 自分で考える機会が奪われるから
- 人の思想や考えに染まってしまうから
- 間違った情報もあるから
ドイツの哲学者ショーペン・ハウエルは著書「読書について」のなかで、「読書は他人の頭で考えるようなものだ」と述べ、読書をして自分で考ない人の姿勢を批判しました。
また本は良くも悪くも、人の考えや思想に大きな影響を及ぼします。
だからナチスドイツの元首相ヒトラーの著書「我が闘争」は、世界各国で発行禁止になりました。
そして本に書かれていることが、すべて正しいわけではありません。
例えば「ある本で健康に良いとされていた食品が、実は体に悪影響があった」なんてことは、今でも起こっています。

②行動に移さない
本を読んで学びを得ても、行動に移さないと何も変わりません。学びや知識は、実生活で活かしてこそ意味があるのです。
しかし本は読者に「学んだ気」にさせて、一定の満足感を与えてしまうので、行動に移さない人を続出させています。

③無知な人や自分と考えが違う人を批判する
読書をすると知識は増え、偉人の考えを自分のものにできるでしょう。
しかし読書していることに傲慢になって、無知な人を見下したり、自分の意見の合わない人を批判しかねません。

本来、学びや知識というのは、自分や人のために使うもの。
読書で自分を磨くことは大切ですが、そのことで謙虚さを忘れ、調子に乗るのは本末転倒です。
読書のデメリットを解決する4つ方法
上記で紹介した読書のデメリットをなくすのは、そこまで難しくありません。僕は、次の4つの方法を使っていますよ。
- 常に自分が無知であることを自覚する
- 自分の頭で考える
- 行動することを決める
- 読書を続ける
①常に自分の無知を自覚する
まずは、自分が無知であることを自覚しましょう。そうすれば、いくら本を読んでも満足せず、謙虚さを保てます。
自分の無知を自覚するコツは、「実績ある尊敬できる読書家を決めておく」こと。

あなたの好きな人でいいので、参考にしたい読書家を決めておくと謙虚さを忘れませんよ。
②自分の頭で考える
読書をしたら、その内容について自分の頭で考えることをおすすめします。
それは、本の内容をうのみにせず、学んだことを自分の知識や知恵にするためです。考えるのは、例えば次のようなこと。
- 筆者の主張は正しいだろうか?
- 他に違った意見はないだろうか?
- 自分ならどうするか?
- 昔と今とでは、どう状況が変わったんだろうか?
ポイントは、疑問を持つことになります。
まずは、本を読んで自然と浮かんでくる疑問に、素直に耳を傾けてみてください。きっと、いろんな考えが浮かんでくるはずです。

そうすることで主張の違いがはっきりして、筆者の主張をうのみにせず、自分で考える余白が生まれます。
③行動することを決める
本を読んだら、実際に行動に移すことを決めましょう。
行動に移す際のポイントは、次の5つです。
- 行動したいことを1つ選ぶ(多いと続かなくなります)
- 行動したいことを紙に書き出す
- 具体的に何をするのかも書く(いつ・どこで・何を・どのように)
- できるなら、その日のうちに小さく始める
- できるなら、毎日続ける
行動するものによっては、行動するまでに時間がかかる場合や、毎日できないようなものがあると思うので、ここは「できるだけ早く始めて、一定期間続けてみる」と理解してください。
本を読んで、そのままにしておくと、どうしても行動に移せません。行動することを具体的にして、決意することではじめて体が動くものです。
④読書を続ける
正直に言うと読書を続ければ、読書の3つのデメリットはすべて解決します。その理由は、次の3つです。
- どんどん知らない知識に触れるため、自分が無知であると自覚できるから
- いろんな知識が増え思考力がつき、情報の信ぴょう性を判断できるようになるから
- 新しいことを知ると、ワクワクして自然と試してみたくなるから
上記のような感覚は、誰でも少なからず味わったことがあるでしょう。
読書のデメリットは、ただシンプルに「読書を続けるだけ」で自然と解決できるのです。
読書のデメリットとしてよく指摘されること
本記事では紹介しませんでしたが、読書のデメリットとして一般的に次のようなことが言われています。
- お金がかかる
- 時間がかかる
- 目が悪くなる
- 本の置き場所に困る
①お金がかかる
読書のデメリットとして、「お金がかかる」と言われます。
しかしお金がかかることは、デメリットではありません。
なぜなら読書は、豊かで充実した人生を歩むのに、必要不可欠だからです。
例えば、あなたが大好きな食事を楽しむのに、他人から「その食事のデメリットはお金がかかることですよ」と言われるようなものです。
お金は人生を豊かにするために使うもの。お金がかかることは、デメリットではありません。
②時間がかかる
読むのに「時間がかかる」のも、「お金がかかる」と同じ理由で、デメリットにはなりません。
それはあなたが大好きな友達とチョ〜楽しい時間を過ごしているときに、他人から「時間のムダですよ」と言われてるようなもの。
いくら時間がかかってもいいので、読書には時間を割くべきです。続けていれば、自然と読むスピードも速くなっていきます。
③目が悪くなる
読書は、目に悪いようです。
ふむ。
それなら、「若い人でも老眼になる」と科学的に証明されている「スマホ」から手放すのがいいでしょう。
④本の置き場所に困る
本の置き場所に困るのは、重大な問題です。
解決策には、次のようなものがあります。
- なんども読み返す本以外は買わない
- 読み終わったら売る
- 電子書籍やオーディオブックを活用する
ただ、本の背表紙を目にするだけで、創造性が高まるという意見もあります。(信ぴょう性は不明)
僕的にも本を眺めるだけでリラックスしてやる気と好奇心を感じられるので、本を並べるメリットはあると思います。

スマホから使えるので、移動や待ち時間に読めますし、オーディオブックならランニングや家事中に読書できるので効率的です。
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読書のデメリットを克服すればメリットだらけ
デメリットを解決できれば、読書には次のようなメリットしかありません。
- 知識がつく
- 論理的思考力が養われる
- 判断力・決断力がつく
- ストレスが減る
- 収入が増えやすくなる
- 人間関係が良くなる
- 幸せが近ずく
読書ができてない方が、ぜひはじめてみてください。
読書をし続けている方は、どうぞ何も気にせず続けてください。
まとめ:読書を楽しんで人生を豊かにする
読書のデメリットは、主に次の3つでした。
- 本の内容をうのみにする
- 行動に移さない
- 無知な人や自分と考えが違う人を批判する
ただ上記のデメリットには、次の解決策があります。
- 常に自分が無知であることを自覚する
- 自分の頭で考える
- 行動することを決める
- 読書を続ける
デメリットを克服していけば、読書が楽しくなり、仕事や生活をより良くしてくれます。
本記事があなたの充実した、読書ライフのお役に立てれば幸いです。
最後に、読書効率を上げるサブスクも再掲しておきますので、気になったものから、お試しください。
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